近年、会社に所属しなくても自分を主体に仕事ができるようになってきましたね。
そのほとんどは自分の得意なことや好きなことをベースにして見つけられるんです。
「好きなことを仕事にできるなんて嘘くさい」
「パソコンを使う仕事は難しそう」
「開業って難しそう・・・」
そんな悩みがある方に「こんな仕事があるんだ!」「これなら自分でもできるかも」と思ってもらえるお仕事を8つご紹介いたします!
私も、過去には「ライターをしてみたいけど自分から会社にアポを取らなきゃいけないのかな?」と思っていました。
実際はもっと気軽に、どこにも所属せず自分で開業してお仕事をする道があるんです。
この記事を読んで、開業への一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。
女性が1人で開業しやすい仕事8選
いろんな職業がある中で、特に「女性が1人で開業しやすい」といった視点で8つだけオススメを選んでみました。
WEBライター

WEBライターは、雑誌の記事やWebメディアのコンテンツ、広告などを依頼されたものに沿って文章を書くお仕事です。
かなり前から存在していた職業ですが、2020年ごろのコロナ禍により自宅でできる仕事として人気になりました。
スマホでするのは少し非効率なのでパソコンが必要となりますが、タイピングスキルと文章の型を覚えればすぐに仕事として成り立ちます。
「文才が無いからムリかも」と思う方もいるかもしれませんが、文章にはある程度の型やルールがあるので、それに合わせて書いていくと正直文章を書く才能があるかどうかは関係ありません。

勉強しながら始めたらライティングスキルは自然と身につきます♪
納期を守っていればある程度自由に働けるので、家庭の事情で時間の調整が難しい人でもトライしやすいお仕事です。
WEBマーケター
マーケティングは、何かを売ったり商品を売ったりするときに必ずといっていいほど必要な知識です。
Webマーケターは、WebサイトやWebサービスに特化して商品やサービスが売れる仕組みを作るお仕事。
ブログやSNS、YouTubeが流行っている現代では需要も市場も広くある職業といえるでしょう。
フリーランスとしても活動できるため、スキルを身につけたら即仕事に繋がりやすいです。



WEBマーケティングの知識があればライターやデザイナーなど他の仕事にも繋げられやすいので、勉強して損はありません!
広告や市場調査に抵抗がなく、製品やサービスをいかに多くの人に届けられるかを考えるのが好きな人にオススメです。
WEBデザイナー
WEBサイトや広告のデザインを行うのが、WEBデザイナーというお仕事です。
ページ全体のカラーリングやフォント、イラスト、などを考え、そのページを見た人に情報を伝わりやすくします。
ユーザーの動向を考慮しながら購買意欲を掻き立てるようにしたり、商品を魅力的に伝えるのもデザイナーのお仕事。
文章ではなく視覚的にデザインしていくのが好きな人にオススメです。
Webデザインの仕事は、バナーなどの制作だけではなく、Webサイトの構築も業務範囲です。
デザインスキルを身につけたうえでHTMLやCSS、JavaScriptの技術を習得することで、Webデザイナーとしてより活躍できるでしょう。
必要なスキルは多岐にわたりますが、需要が高く収入につなげやすい仕事です。



いくつかのソフトウェアを使いこなす必要がありますが、Canvaなど初心者でも使いやすいソフトもあるので気軽にチャレンジできますよ♪
動画編集者
動画編集は、YouTubeやインスタグラムに載せるために撮影した映像や音声を編集したりするお仕事です。
動画を使ってコンテンツを作る企業も増えてきており、その動画を魅力的に編集するお仕事の需要もかなり高くなってきました。
つまり撮影だけで手がいっぱいなので、動画編集は動画編集スキルがある人にお願いすることがほとんどなのです。
ということは、動画スキルがある人は重宝されるので比較的早く収入に繋げられるということ。
集中力が必要なお仕事ですが、長時間細かいところに拘りながら一つの作品を作っていくのが好きな人は動画編集は取り組みやすいお仕事でしょう。
こちらも編集ソフトを使いこなす必要がありますが、自分のペースで覚えていけるので未経験から自宅で仕事したい人にオススメです。



動画編集は慣れてくると自分の好きなようにアレンジもできるのでクリエイティブな仕事をしたい人はぜひやってみてください!
コーチング
コーチングは、主にクライアントと1対1でお話をして、その人の目標達成をサポートするものです。
企業の社員さんのコーチングをする場合や、個人のクライアントにもコーチングをする場合などケースは様々。
またキャリアコーチングやライフコーチングなど”コーチング”といってもジャンルが分かれているので、自分の得意分野の中でコーチングを始めるのも可能です。
コーチングで開業するために必要な資格はありませんが、リピーターを増やしていくためには心理学カウンセリングやコーチングの仕方を勉強するのは必須でしょう。
直接誰かを助けたい方や、話を聞くのが好きな人はコーチングに向いています。



ちなみに、私は人の話を聞くのが好きなのでコーチングを勉強してコーチとして少しだけ活動しました!
「教える」というわけではないので、クライアント二人三脚で自分も成長したいという方にオススメです。
ブロガー
ブログを書いてそこから収入を得る人のことをブロガーといいます。
ブロガーといっても種類がいくつかあって、ざっくり分けると
- アフィリエイトブロガー
- アドセンスブロガー
- 自社商品の販売
の3つがあります。
基本的には自分の書いた記事の中に商品やサービスの広告を貼っておいて、それが購入されると仲介料として報酬が得られる仕組みです。
自社商品の販売とは、自分のオリジナルサービスをブログ経由で紹介・販売することです。
収入が得られるまで半年ほど時間がかかりますが、やり方さえしっかりすれば長期的に20万,30万と大きく稼ぐことも可能です。



同じ文章を書く仕事でも、WEBライターは依頼された内容を、ブロガーは自分の決めた内容を書くという点で微妙に違います。
ブロガーになるにあたって、動画編集などのように特別なソフトは必要ないので、低コストで始められるのもブログのいいところ。
納期も特にないので、自由を得ながら高く在宅で働きたい人はブログにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ブログに関してはこちらの記事も参考にしてください。


SNS運用代行
SNS運用代行は、企業に代わってSNSアカウントを運用するお仕事です。
アカウントの立ち上げや企画、投稿作成などをはじめ、フォロワーとのコミュニケーションや反応を分析していくこともSNS運用代行のお仕事の一部。
最近ではGoogleで検索する代わりにSNSで検索する人も増えていて、それに伴いSNSを使って自社のサービスをアピールする企業も増えています。
企業のために仕事をするなんてかっこいいですよね。



普段からSNSをたくさん使っている方や、マーケティングやコミュニケーションが得意な方におすすめのお仕事です♪
SNS運用のスキルは自分の商品をアピールする際にも活躍するスキルなので、身につけておくとビジネスに役立つことは間違いないでしょう。
ママ向けカウンセラー
コーチングは「相談者をサポートしながら伴走する」といったイメージですが、カウンセリングは相談者の悩みに対してアドバイスをしたり話を聞いて解決へ導くことが主なお仕事です。
カウンセラーといっても様々ですが、中でも特に”ママ向けカウンセラー”は同じ女性同士だからこそ役に立てる職業ではないでしょうか。
子供のお世話で疲れている方や子育てに自信がない方の話を聞いて、相談者の心が少しでも軽くなれるようなカウンセラーはかなり人気が出るでしょう。



共感や寄り添いを求めているママさんは多いです!
カウンセリングをするには特に資格は必要ありませんが、勉強して資格を取得しておくと信頼度も上がるし知識も身につくのでよりプロフェッショナルなお仕事ができます。
女性が1人で開業しやすい仕事選びのポイント
「開業なんて、私にもできるの?」「何をやればいいのか迷ってしまう……」と悩んでしまう方もいるでしょう。
そういう時は、できるだけ5つのポイントに当てはまるお仕事を選んでみてください。
- 需要&市場がある
- 開業にかかるコストが低い
- ランニングコストが低い
- 自分の強みや得意が活かせられる
- 時間を調整しやすい
需要&市場がある
1人で開業して仕事をするからには「好きなことを仕事にしたい」という想いがあるはずですよね。
しかしいくら自分が好きでも、需要が高くなければ仕事として成り立つのは正直少し難しいです。
また市場が広くなければ良いサービスを展開しても売り上げに繋げるのは困難でしょう。
自分で仕事を展開していくには、自分の得意や好きを洗い出すのと同時に市場調査やニーズの分析も行っておきましょう。



ユーザーの母数が高いほど、認知されやすく仕事にしやすいです。
需要が高い業界や市場を選択することができれば、自分のビジネスを成長させるチャンスが高まるといえます。
私はトロンボーンのパーソナルコーチをサービスとして始めましたが、そもそもトロンボーンを吹く人はかなり少なく、市場が狭い分野だったということに後から気づきました。
市場と需要を大切にすることは意外と知られていないので、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
開業にかかるコストが低い
開業にはお金がかかるイメージがあるかもしれませんが、低コストでスタートできる仕事もあります。
特に1人で開業を目指す際は、できるだけコストを低くスタートできる仕事を選ぶのがオススメ。
開業にかかるコストが低いと、資金が限られていても事業に取り掛かりやすいし、万が一事業がうまく進まなかった場合も方向転換がしやすいです。
特にブログやライターなどは特別なソフトを購入する必要もないので、パソコンとインターネットをしっかり準備すれば今すぐにでも始められます。



初期費用が低いのは始めるハードルも低い!
家のインターネットが遅い場合はコワーキングスペースを借りるのもいいですね。
コーチングやカウンセリングは、カフェトークやココナラなどに登録すると仕事が始められるので初期費用もかかりません。
ランニングコストが少ない
事業を維持するために継続して支払うものをランニングコストといいます。
開業する場合はあらかじめランニングコストを計算しておきましょう。
例えば自宅でできる仕事だと家賃は必要ないですね。
デザイン関係の仕事をする場合は、データを保存するクラウドの維持費などもかかるのでその辺りも考慮してみましょう。



例えばブログは維持するためにはサーバー費がかかりますが、1年でだいたい¥10,000くらいです。
事業が軌道に乗ってきたら人件費やオフィス代などを加算していけますが、最初はランニングコストがほとんどかからないようにする方が、大きな売上がなかったとしても事業は続けていけやすいです。
できるだけランニングコストは抑えつつ、勉強と実践を繰り返して事業を育てていくのがポイントでしょう。



その過程も楽しいですよ♪
自分の強みを活かせる
自分で仕事を始める場合は、自分の強みを活かした仕事をしたいですよね。
あまり興味のないことでも収入が出てきたら楽しいと思えるかもしれません。
しかし、やはり楽しさや自分の強みが活かせないと特に最初はモチベーションの維持が難しくすぐ挫折してしまいます。
起業してみたい!と思ったら、まずは自分の興味や好きなこと・得意なことを洗い出してどんなことを仕事にするのか決めましょう。
紙にぶわーっと、自分の興味のあることを書き出してみてください。
なかなか浮かばない方は
- 子供の頃や学生の頃にワクワクしていたこと
- 他人には難しそうだったけど自分にはスイスイできちゃってたこと
を書き出してみると、自然と自分の強みが現れてきます。
詳しいやり方は現在まとめている最中なので、ぜひ楽しみにお待ちください!
他にも取得した資格や経験、頑張ったことをなども全て書き出してこの機会に自分を分析してみましょう。
時間を調整しやすい
1人で開業できる仕事をする際は、時間の調整のしやすさも気にしておきましょう。
逆に言えば、1人で仕事をするということは自由もある程度効くので、オンとオフの切り替えが難しかったりもします。
仕事をしなさすぎるとその分売り上げは落ちますが、仕事詰めすぎても1人で開業するというメリットが薄くなっちゃいますよね。



最初の頃はアルバイトと掛け持ちのWワークで開業を進める人もいるはず!時間が調整しやすい仕事はライフスタイルに合わせられるので良いですよ〜
納期のある仕事は時間の調整が少し難しいかもしれませんが、自分の日々の生活に合わせてできる仕事を選んだ方が開業もしやすいのでオススメです。
女性が1人で開業するための5ステップ
仕事を選んで開業することを決めたら、どんどん行動を起こしていきましょう!
女性が1人で開業するための具体的な手順はこちらです。
- 自己分析する
- 市場調査をする
- 開業する仕事を決める
- 必要なスキルを身につける
- 開業届を提出する
一つずつ紹介していきます。
1.自己分析をする
まずは自分のことを知らなければ、自分らしさを発揮する仕事ができません。
先ほど紹介したような、「得意」や「好き」を深掘りしたり、目指したい将来像もじっくり洗い出して言語化することが重要です。



まずは自己分析して、自分にはどんな仕事合っているのか、どんなスキルが必要なのかを知りましょう!
また開業したら闇雲に進めていくのではなく、目標を決めた方が充実感もあるし、事業が進みやすくなります。
「自分の強みを活かして、自分らしく仕事をしていく」
「欲しいものを躊躇なく買えるくらいの収入を得るぞ」
など、遠慮なく自分のなりたい像を設定しておきましょう!
取得が必要なスキルは集中すれば3ヶ月〜5ヶ月で取得できます。
目標に向かって走り始めるために、まず自分には何があって何を持っていないのかを知っておくのがポイントです。
2.市場調査をする
自分の得意や強みを洗い出せたら、それに関連するようなお仕事の候補をいくつか出してみましょう。
そして実際にそれらのお仕事の市場を調査してみましょう。
市場チェックの方法についても現在作成中です!
ざっくりいうと、GoogleやSNSで気になるお仕事のワードを検索してみます。



ライターをやってみたい人は、検索窓に「ライター」と検索してみましょう!
自分がやろうとしていることは需要があるのかどうか、すでにその分野で活動をしている人はどんな感じで毎日仕事をしているのかも見えてくると思います。
市場が広くなければいいサービスを作っても大きな売上には繋がりにくいです。
まずはしっかりと調べて消費者はどんなことで悩んでいてどんなことが需要があるのかをチェックしておきましょう。
3.開業する仕事を決める
候補に出したお仕事候補の市場調査がそれぞれ終わったら、いよいよどのお仕事で開業するかを決めましょう。
時間の調整が効きやすいか、低コスト低ランニングコストで始められるかも考慮するといいですね。



自己分析をもとに、どれが一番ワクワクするかを基準で決めるのもオススメ!
コスト基準で選ぶのもアリですが、「本当はデザイナーをしてみたいけど、ソフトが高いからやめよう・・」のようにお金を基準でやりたいことを諦めてしまうのはとても勿体無いです。
自分の目指す将来像を思い出してお仕事を決めてみましょう。
どうしても決められなかったら、それぞれのお仕事に挑戦してみて感触を味わうのもいいです。
1人での開業は方向転換もしやすいので今絶対に決める必要はないと思ってもらって大丈夫です。
4.必要なスキルを身につける
開業する仕事を決めたら、次に必要なスキルを身につけていきます。
スキルを身につけるにはSHE Likesのような月額制動画講座を受けてみるのもいいですし、Udemyのように買い切りの動画講座でじっくり勉強するのもオススメです。
スキルといっても、ライティングやデザインといった仕事に関係のあるものから、集客やマーケティングなど、1人で開業するなら持っておいた方がいいスキルもあります。



まずは仕事に直結するスキルを深く勉強して、その後に集客を学ぶのでもOKです!
YouTubeの動画で学ぶのもいいですが、個人的にはしっかりお金を払って本や講座で学ぶことをオススメしています。
YouTubeで紹介されているもので十分なこともありますが、開業するということはプロになるということ。



とはいえ高額な講座は必要ありません!
本ならだいたい、¥1,500〜¥3,000くらいで、Udemyの動画講座なら平均¥3,000〜くらいで質の高い知識が手に入ります。
自分がプロになるためには、やはりプロに習うのが近道。
ここで大切なのは、実践を忘れないことです。
机の上だけで勉強しても、身につかないことがあります。
ある程度知識をインプットしたら、あとは実際に手を動かしてみましょう。
事業に取り組んでいるうちに成長できることも少なくありません。
目の前のやることをコツコツと少しずつこなしていくことが、1人で開業をして成功させる秘訣です。
5.開業届を提出する
無事開業できたら、税務署に「個人事業の開業届出書(開業届)」を提出します。
また会社員から個人事業主になる場合、健康保険と年金について、社会保険から国民健康保険と国民年金に切り替える手続きを自分で行う必要があります。



会社員から個人事業主になった場合、事業で稼いだ利益は自分で確定申告を行います。
確定申告を行うことで、所得税や住民税の金額が確定します。
毎月の収入や経費はこまめに記録したりレシートをためておいて、確定申告に備えておきましょう。
開業届を出す際は、同時に青色申告承認申請書も提出しておきましょう。
青色申告をを行うと
- 最大65万円の青色申告特別控除を受けられる
- 赤字を3年間繰り越すことができたりする
さまざまなメリットが受けられます。
まとめ:女性1人でも自己分析をして楽しみながら開業できる
以上、女性が1人で開業しやすいお仕事をご紹介しました。
- WEBライター
- WEBマーケター
- WEBデザイナー
- 動画編集者
- コーチング
- ブロガー
- SNS運用代行
- ママ向けカウンセラー
など、いろんな分野のお仕事で開業を目指せるのでぜひ参考にしてください。
その際は、自己分析と市場調査は忘れずに行いましょう。
自分の得意なことを活かして仕事をできれば、一気にお仕事が楽しくなります!



ハードルは意外と高くありません。
自宅でゆるっと起業を目指しましょう♪

