「内向的な自分が生きづらい…」
「人と同じように振る舞えなくて、なんだか自分がダメに思える」
この記事に辿り着いた人は、そんなふうに感じている人が多いと思います。
私自身、小学生の頃にいじめに遭ってからずっと「内向的な性格」に悩み、周りに合わせようと無理をしては疲れ果てる日々を過ごしてきました。

人と比べてしまう自分を責めたり、「もっと社交的にならなきゃ」と焦ったり。
でも、内向的だからこそ見える世界や自分にしかない強みがあると気づいてから、少しずつ心が軽くなりました。
この記事では、自分らしく生きるために私が実践してきた「内向的でも自己肯定感を高める5つの考え方」をご紹介します。
内向的でも、克服しなくていいんです。そのまんまの「自分らしさ」を愛したい方はぜひ記事を読み進めてください。
【内向的だと生きづらい?】内向型の特徴
そもそも内向的な人ってどのような特徴があるのでしょうか。
内向型の人は一言でいうと
物事について深く考えたり、自分の世界に浸ったりすることが好きな人
です。
自分のペースで何かを進めるのが好きで、一人の時間も好き。
そういえば私の友人で、「一人の時間は1時間が限界。仕事が終わっても誰かと居たい。」と宣言している人がいました。
その人は自身のことを外向的だと言っていたので、単純にその真逆が内向的な人の特徴とも言えるでしょう。
内向的な人は刺激を避け、自分の思考や感情を深く考える傾向にあります。
内向的な人に向けた「みんなそうだよ」にモヤモヤする理由
例えば「一人の時間が欲しいんだよね」と誰かに打ち明けると
「みんなそうだよ」
と返事が来たことはありませんか?
でもこの返事には、少しモヤッとしますよね。



私もモヤッとしたことあります。笑
内向的な人はより強く個性を認められたいと思っているので、「みんな」と主語を大きくしてまとめられるとモヤッとしちゃいます。
また、内向的な人はあまり社交的でないところをコンプレックスに感じ、悩んでいる人が多いです。
勇気を出してその悩みを打ち明けたところで「みんなそうだよ」と言われるのは、せっかくの勇気も無駄になった気がして落ち込みますよね。
内向型ならではの悩みは、誰かに相談したところですぐに解決できないのが、また内向型の大きな悩みとなります。
内向的な私がラクになれた5つの考え方
内向型が故のこの悩みは、誰かに相談しても解決しない・・と諦めている方もいると思います。
そこで、内向的でも私が楽になれて、毎日過ごしやすくなった5つの考え方をご紹介します。
苦手は無理に直さなくていい
まず第一に、苦手なことやコンプレックスは無理に直さなくて大丈夫です!
私は過去に自分が話上手でないことにコンプレックスを抱いていましたが、現在はそんな自分を受け入れられています。



もともと一人でいることや少人数が好きなので、話し上手じゃなくても問題ないことに気づきました!
飲み会が苦手なら行かなくていいし、仕事も、外部の人と連携するのが苦手ならその仕事はしなくていいんです。
私は海外で、英語や日本語サークルに足を運んだことがありますが、一緒にいて心地よく感じる人と繋がれたのでそれはそれで勇気を出して参加して良かったなと思いました。
私がここで伝えたいのは、無理して「この苦手は無くさなきゃ」と思う必要はないということです。
話をするのが苦手でも、誰もあなたを「つまらない人」とは思いません。むしろそんなふうに思ってくる人とは距離をとりましょう。
「苦手なことは苦手。それが自分。」
こんな感じで、自分の苦手やコンプレックスを受け入れるのが「自分らしくいる」の秘訣です!
「好き」を大事にして自分らしく過ごす
苦手なことよりも「好き」を大事にすると自分らしく過ごせます。
好きを大切にすると、それに集中できるし周りと比較することもなくなります。
つまり好きなことをしていると周りのことは気にならなくなるのです。
好きなことをしていたら社交的だろうがそうでなかろうが、関係ないんです。
また、好きなことをすると自分に自信も持てるようになるし、毎日が生きやすくなります!



好きなことをする自分も、好きなことをする毎日もさらに好きになってくるんです。
自己肯定感が低くて毎日生きづらい・・と悩んでいる方はぜひ自分の好きなことは何かを内向型らしく深掘りしてみましょう!


聞き上手な自分をもっと信じてみる
内向的な人は考えることが好きな人が多いので、他人の話を聞くのが上手な「聞き上手さん」が多いです。
「聞き上手というほど別に聞くのは得意ではない」と思う方もいるかもしれません。
でも反対の話をするのが好き・上手な人はぶっちゃけ「話をするだけで満足」な人がほとんど。
内向的な人は考えながら話を聞いているので、間で口出しをせず、その結果、話し好きな人はそのまま遮られることなく気持ちよく話ができるんです。
つまり内向的な人は自分らしく人の話を聞くだけで無意識に人を良い気持ちにさせてあげられているのです。



話し好きや話し上手な人だけが社交的なのではありません。
内向的な人は、聞き上手な自分をもっと信じてみましょう。
心地いいことを優先していい
内向的な人は周りに特に遠慮しがち。それが「なんだか生きづらい」と感じる原因にもなっています。
でも実は、自分の「心地よさ」を優先することが、自分らしく生きるための大事な一歩だったりします。



たとえば、無理して大勢の集まりに行かなくても、静かなカフェで一人の時間を楽しむほうが元気になれるなら、それで十分。
「みんなに合わせなきゃ」「こうあるべき」といった思い込みを手放して、あなたが本当に落ち着ける場所、安心できる人、心がやわらぐ時間を選んでみてください。
自分の気持ちに正直になることで、少しずつ心が軽くなっていくはずです。



私は長い間、自分自身に「こうあるべき」を課していて息苦しい毎日を過ごしてきました・・
周りにどう見られるかよりも、自分がどう感じるかを優先する――それはわがままではなく、内向的な人が自分らしく生きるために必要なことなのです。
そのままの自分で堂々としてみる
特に30代になると、仕事でもプライベートでも周囲との関わりが増え、「大人ならこうあるべき」というプレッシャーを感じやすくなりますね。
でも実は、「無理に変わろうとしないこと」が、あなたの魅力を引き出す近道です。
静かに話す人、落ち着いた雰囲気の人、自分のペースを大事にする人。そんな人が放つ安心感や信頼感は、周りにとってとても貴重です。
堂々とするというのは、大きな声で目立つことではなく、「私はこれで大丈夫」と自分にOKを出すこと。
たとえ言葉が少なくても、行動が控えめでも、あなたの存在には価値があります。



無理に取り繕わなくても、そのままのあなたに共感してくれる人は必ずいます。
まずは、自分の落ち着く話し方や振る舞いを否定せず、そのままにしてみることから始めてみましょう。
「私は私でいい」と思える瞬間が増えるほど、自信も自然と育っていきます。
内向的な人が苦手なこと3つ
内向的な性格の人には、外向的な人が気にならないようなことでも、日常の中でストレスに感じてしまうことがあります。
ここでは、内向的な30代女性に多く見られる「苦手なこと」を3つご紹介します。
- ムダなお喋り
- 大勢でいること
- 静かだからといってシャイと思われること
ムダなお喋り
内向的な人は、基本的に「深い思考」のクセがあります。
話す前に言葉を慎重に選ぶ傾向があるため、意味のない会話やその場しのぎのやり取りには、どうしても疲れてしまいがち。
表面的な会話よりも、落ち着いた中で本質的な話ができる関係を好みます。



浅く広くではなく狭く深く語り合うのが内向型の特徴です。
大勢でいること
内向的な人は、3人以上の会話になると、自分の話すタイミングがつかめなかったり、空気を読みすぎて消耗してしまうことも。
それはあなたが周りに気を使いすぎているが故に苦手に感じていることです。
内向的な人は、誰かと一緒にいるときでも常に周囲の感情や場の空気に敏感で、「うまく話さなきゃ」「変に思われないかな」と心の中でぐるぐる考え続けてしまう傾向があります。



私が一番心地いいのは自分を含めた3人で会話をする時!
聞き役100%だから気楽です。
特に職場のランチや、知らない人が混じる飲み会などでは、ただそこにいるだけでも神経を使いすぎてしまい、帰るころにはぐったり…ということも少なくありません。
本当は一人でいることが好きだったり、気を許せる少人数での会話が安心できるのに、「付き合いが悪いと思われたくない」と無理をして参加してしまうことも。
しかし大勢の中で無理に明るく振る舞うことがすべてではありません。
自分にとって心地いい距離感を大切にすることも、立派な自己表現のひとつです。
あなたに合った関わり方を選んでいいのです。
静か=シャイと思われてしまう
内向的だからといって、決して「恥ずかしがり屋」なわけではありません。
ただ、自分の中で考えごとをしている時間が多く、発言する前にしっかり思考を巡らせるため、周囲からは「おとなしい」「人見知り」と誤解されてしまうことがあります。
「恥ずかしいから話さないのではなく、話すのはあまり心地よくないから黙っている」。
極端に言えばこんな感じの内向型の方もいらっしゃいます。
「この人は話さないからシャイなんだ、恥ずかしいんだ」と思われるのは、内向的な人にとって少し苦手な考え方でしょう。
内向型の人に向いている仕事は?
深く考えるのが好きで、大人数よりも少人数を好む内向型さん。
そんな方は
- 人付き合いが少ない
- コツコツできる
- 考えながらゆっくりできる
こんな特徴のある仕事と相性が良いです。
例えば
- WEBライター
- ブロガー
- 1対1のコーチング
- 動画編集
- データ入力
などは、比較的人との付き合いもなく、あっても少人数なので内向的な人にオススメの職業です。
内向的な人が自分らしさを活かしてできる仕事をして、収入アップも目指したいという方は、こちらの記事も参考にしてください。


まとめ:内向的でも、自分らしく生きられる
内向的で生きづらくても、自己肯定感を高めて毎日自分らしく過ごせる考え方を5つ紹介しました。
- 苦手は無理に直さなくていい
- 「好き」を大事にして自分らしく過ごす
- 聞き上手な自分をもっと信じてみる
- 心地いいことを優先していい
- そのままの自分で堂々としてみる
あなたが内向的であっても、決して恥ずかしいなど思わなくても大丈夫。
内向的な性格は立派な個性ですし、むしろそんな人が好きという方もたくさんいます!
「どうしても外向的になりたい」
「せめて話し上手になりたい」
と考えている方は、ココナラやカフェトークでコミュニケーションについてレッスンをしている先生に学ぶのがオススメです。
逆に、「内向的な自分をもっと楽しみたい」といった方は私の無料個別相談会をぜひご利用ください。
内向的なまま海外留学を4年以上経験した私が、あなたの内向的な性格を生かし自分らしく生きるコツについて直接伝授させていただきます!
自分らしくいることが毎日キラキラと生きるヒント。



皆さんが内向的な自分自身を楽しんで生活できることを願っています。